夏の葬列 二次創作短歌 短歌 2023/08/11 なまぬるい湿度を含む葬列に晴れた心のおれ地獄行き 罪の夢ゴムマリのように浮く彼女まぼろしが告げる人殺し 脳裏から消えぬ白色ワンピース真赤に染まる直前の白 葬列に沸いた歓び束の間の。犯した罪は消えなどしない 奪った命はふたつで夏いくつ過ぎたところで消えぬ大罪 列遠く丘の向こうに消え去るも死は離れない、脳裏にふたつ 通路がゆがんだように溶けていく幻覚をみた逃げ場など無い